01.
東洋医学では血流が滞るとむくみや便秘の原因になるという考え方があります。
また逆に便秘が続くというストレスなどで自立神経のバランスが崩れ、より血行が悪くなる事もあります。
02.
この血流の源である造血機能に関して骨髄のみに造血幹細胞が存在するというのがこれまでの一般常識でした。
が、2018年11月29日、「腸管造血論」が実証されました。
米コロンビア大学のメーガン・サイクス教授らの研究チームが「移植された腸に、ドナーの造血幹細胞が存在する」事を突き止め、幹細胞領域の専門学術雑誌「セル・ステムセル」で発表。
移植された腸の中にあるドナーの造血幹細胞から白血球が生じ、患者の組織に耐性を持つように≪教育≫された一方で、移植後に患者の体内で生成された白血球もドナーの組織に耐性を持つようになったとの事。
赤血球や白血球、血小板といった血球は骨髄にある造血幹細胞からのみ作り出されている、というこれまでの定説を覆す結果となりました。
当サロンでは、この腸内造血・腸管造血の立場から施術、助言をさせて頂いております。